どうも、ぼんしゅー(@bonshuuuuu)です。
カメラを始めようと思ったとき、カメラ本体とレンズで頭がいっぱいになって、意外と忘れがちなのがアクセサリーやメンテナンス用品など周辺のもの。いろいろ必要なことはわかりますが、どれを買えばいいのか、本当に必要かどうかをイチから調べるのも大変ですよね。
前回は「カメラと一緒に買うべきもの」をご紹介しましたが、今回は「優先順位は高くないけどあったら便利なもの」をピックアップしてみました。
カメラを始めてから4年半が経過し、デジタルカメラだけでなくフィルムカメラも使ってきた僕がおすすめする、あったら便利なもの。快適なカメラライフの参考になれば幸いです。
それではどうぞ。
カメラと一緒に買うべきものはこちら
想定している人
本題に入る前に、今回もどういう方に向けておすすめなのか、想定している人を書いておきます。
僕が想定しているのは、
「初めてデジタルカメラを購入する、もしくは購入して日が浅い方」です。
一緒に買うべきものでは、これから購入する方向けに大切な機材を守るグッズをご紹介しました。今回はそれだけでなく、とりあえず最低限は揃っているという方にも役立つものになっていると思います。
合わせて買いたい便利なもの!
それでは、カメラとあわせて買いたい便利なもの5選、ご紹介していきます!
・予備バッテリー
・カメラストラップ
・カメラバッグ
・教則本
・カードリーダー
詳しく見ていきましょう。
予備バッテリー
カメラを購入した際に付いてくるバッテリーは基本的に1つ。もちろんこれだけでも問題なく使えますが、機種や使い方によっては使いたい時間まで保たないこともあります。最近の機種ならモバイルバッテリーなどで給電しながら使えるものもありますが、スマートじゃないですよね。
そこで購入しておきたいのが、予備バッテリー。予備が1個あるだけで撮影への不安は軽くなり、万が一充電を忘れても助かります。バッテリー切れでカメラがただの重い箱になってしまうのはね、悲しいんですよ。
撮れないカメラはただの鈍器
カメラのバッテリーは対応する型式が決まっているので、選ぶポイントは純正かどうかになります。
僕のおすすめはやっぱりメーカー純正品ですね。サードパーティ製は安さが魅力的ですが、容量が少なかったり寿命が短かったり、さらには膨らんだりといった問題が起こり得る可能性もゼロではありません。
バッテリーはカメラの心臓にあたるもの。多少値段が張っても、安心できるものがいいでしょう。
また、余裕があればチャージャーも購入すると便利です。これがないと、カメラ本体にケーブルを繋いで充電するしかありません。普段使わないタイミングで予備も含めて充電しておけば良いのですが、その間カメラは出しっぱなしになりますし、煩わしいです。ただ地味に値段が張るので、全然後回しでもいいと思います。
カメラストラップ
実際にカメラを使う場面で必要になってくるのが、カメラストラップ。新品はもちろん、中古でも付属品が揃っていればメーカー製のものが付いてきたりするので、わざわざお金を出して新たに購入する必要ははっきり言ってありません。
しかし、カメラストラップはとても重要なアクセサリー。使い勝手だけでなく見た目も変わるので、カメラに対する愛着や撮影のモチベーションに大きく影響します。
カメラストラップを選ぶポイントとしては、タイプと素材・デザインでしょうか。
カメラストラップには、スタンダードな首からかけるタイプのネックストラップ、手首に通すハンドストラップ、またグリップストラップや速写ストラップなどもあります。どんな風に持ち運び、撮影するかによってタイプは自ずと決まってくるでしょう。また、取り付けるカメラ・レンズの大きさや重さによって、ベルトの幅や取り付け部分のパーツも変わりますよね。比較的重めの一眼レフや望遠レンズを使う場合は、ストラップの幅が広めのものを使うと体への負担が軽くなります。
素材・デザインについては多種多様。お好みのものを選んでいいと思います。人気の素材といえば、使い込むことで味わいが出る革製ですかね。
カメラストラップは、カメラだけでなくファッションにも関わってくるもの。ぜひ自分のお気に入りを見つけてカスタマイズして欲しいと思います。グッと愛着が増しますよ!
ちなみに、僕がとても気に入って使っているのは香川県のクリエイターさんが製作している「FURIKAKE」のネックストラップ。1本ずつハンドメイドで作っているので、他人と被ることはまずありません。特に革のパーツは単色だけでなく、グラデーション染めやムラ染め、点描のような描き染めなどがあり、同じものは2つとありません。お店に行くたびに素敵なものと出会ってしまい、気がつけば8本も持っていました。数年使ってるものもありますが耐久性も十分。めちゃくちゃおすすめです。
カメラバッグ
カメラを持ち運ぶために必要なのはストラップだけではありません。そう、カメラバッグです。
これも絶対に必要なものではありませんが、やはりあった方が便利ですね。軽いカメラ1台にコンパクトなレンズ1本だけなら、手持ちやストラップで首から提げて移動しても大きな負担にはならないでしょう。しかし、ボディが大きかったり複数になったり、レンズが増えたりするとそうはいきません。
普段使いのカバンにそのまま突っ込んじゃダメなのかといえば、まあそれでも良いんですけどね。ただキズや衝撃から大切な機材を守り、かつ出し入れしやすく使いやすいのは、専用に設計されたカメラバッグならでは。
選ぶポイントは、バッグの形状をどうするかですね。形状によって一長一短がありますので、まずは自分のスタイルにはどのタイプが良いか検討しましょう。一般的には、両手が空くバックパックタイプ、機材の出し入れがしやすいショルダーバッグタイプ、容量は少ないものの機動性・アクセス性に優れたスリングバッグタイプなどでしょうか。
僕はバックパックタイプが好きですね
どのタイプが良さそうか検討をつけたら、実際に売り場に見に行くことをおすすめします。同じタイプでも仕切りの数や機材へのアクセス、デザイン、容量などが全然違うので、実物を見て選ぶのが間違いないと思います。
僕個人のおすすめは、エレコムから発売されているoff tocoシリーズのバックパック。デザインがシンプルでいかにもカメラバッグって感じがしないので、普段使いもいけそう。機能的には上下2気室で仕切り付き、下の気室には両サイドからアクセスできて便利なんですよね。サイズがそんなに大きくないので、機材が多い方には最近愛用しているEnduranceのカメラバッグもおすすめです。
また、カメラ用のインナーバッグを購入し、普段使用しているバッグの中に入れて持ち運ぶという手もあります。ただ、カメラ以外の荷物を一緒に運ぶとなると機材の出し入れがしにくくなりますので、荷物が多い方には向いていないですね。
教則本
何かを始める際や、躓いたり、レベルアップしたい場面で頼りになる教則本。インターネットの普及によってその存在感は薄れていますが、体系的・総括的に学ぶにはやはり便利だと思います。
特にカメラは、撮影モードやF値・ISO感度などの数値、それから露出・測光・撮影モードなど、初めて知る用語がたくさんありますからね。また、様々な条件での撮影のポイントなど知っておいた方が良いことも結構多いんですよ。せっかく安くない金額を出してカメラを買ったのに、思い描いたような写真が撮れないと残念ですよね。なので、最初にザッとでも基本的なことを把握しておく方が良いでしょう。ある程度使えるようになったら、その都度必要な情報をネットで調べれば大丈夫です。
さて教則本の選び方ですが、これは実際に本屋さんでパラパラとめくってみるしかないと思います。初心者向けの本なら内容は大体近しく、最初に知っておくべきことは網羅されているはず。あとは、自分にとってわかりやすいか、読みやすいかのフィーリングでいいんじゃないでしょうか。
ちなみに僕がカメラを始める際に買ったのは、イラストレーター・漫画家のこいしゆうかさんと、フォトグラファーの鈴木知子さんによる「カメラはじめます!」という本でした。初心者のこいしさんが鈴木さんに教えてもらいながら、操作や撮影方法などを知っていくという内容なのですが、マンガで話が進んでいくので読みやすい。こいしさんに自分を重ねながら一緒に学ぶことかでき、とても良かったです。かわいらしいタッチでカメラの難しいイメージも薄まります。とても人気の本なので店頭にもあるはず。よかったらこちらも見てみてください。
スマホ用カードリーダー
最後に、スマホにデータを取り込むことができるカードリーダー。これがとっても便利なんです。
カメラで撮った写真をカメラの中だけで見ることはありませんよね。多分、スマホやPCにデータを移して、編集したりSNSに投稿したりすると思います。PCに移すよって方は、メモリーカードをPCに直接挿すか、カードリーダーを使うことになるでしょう。直接挿せるならそれでいいですし、カードリーダーが必要なら対応しているかをチェックして購入しましょう。
しかし、PCを持っていない方や、最近だとスマホでしかデータを扱わないという方も多いと思うんですよね。スマホへの転送については、最近の機種ならWi-FiやBluetoothを使ってワイヤレスで行うことができるはずなので、基本的にはそれでいいと思います。
ただ、これはあくまで僕の経験ですが、カメラとスマホの接続がうまくいかなかったり時間がかかったりして、ストレスになることが結構あるんですよね。また、カメラやスマホで1枚ずつチェックして転送するのもめんどくさいし、たくさんあると時間もかかる。撮った写真を一気に転送して、スマホの写真アプリで選別したいとずっと思っていました。
FUJIFILM大好きですが、ここだけは不満でした
そこで導入したのが、スマホ用のカードリーダー。僕の場合は、SDカードのデータをiPhoneに取り込むのにApple純正のものを購入しました。これによって、撮影が終わったらスマホに挿して一気にデータを転送!必要なければその場でカード内のデータを消去することも可能です。そして、スマホの画面で選別。予めカメラの方でやってもいいですが、スマホに移すと印象が変わったりもするので、自分が鑑賞したり投稿したりするデバイスでチェックするのがいいでしょう。ただし、一気にデータを転送するのでストレージ容量には注意が必要です。
余談ですが、スマホの容量が少なくなってきたらデータを消さなければいけなくなりますよね。HDDなどにデータを移すのが定番ですが、ネットに預けることができるクラウドサービスが便利です。僕はAmazon prime会員なので、一晩もすればAmazonフォトに写真がバックアップされます。しかも画像は圧縮されず、元データのままで。アプリやブラウザからいつでもダウンロード可能なので、必要な時にすぐ取り出せるのがありがたい。prime会員の方は追加料金なしで使えるサービスなので、ぜひ利用してみてください。
Amazon primeまとめ
というわけで、カメラと合わせて買いたい便利なもの5選でした。
今回紹介したものは、いずれもなくても問題ないものです。一気に全てを揃える必要はありません。カメラと最低限必要なものだけでも、かなりお値段しますしね。
ただ、どれもカメラライフをより便利で充実したものにしてくれるアイテムであると自信を持って言えるので、まずは1つ試してみてほしいと思います。
せっかく踏み出した一歩ですから、快適さをゲットして長く続けていきましょう!
それではまた。
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