どうも、ぼんしゅー(@bonshuuuuu)です。
コーヒー、それは魅惑の飲み物。
毎日コーヒーを飲む僕にとって、それが美味しいかどうかは人生を左右するほど大切なこと。そのためには、美味しいコーヒー豆がないと話になりませんよね。
最近はインターネットでなんでも手に入るので有名店のコーヒー豆を購入することも簡単ではありますが、せっかくならどんな方が焙煎しているのか知りたいし、こだわりや特徴なんかの話を聞きたいので、店頭で購入するのが好きなんですよね。
というわけで「淡路島珈琲探訪」と題しまして、僕が住んでいる淡路島でこだわりのコーヒー豆を販売しているお店をご紹介したいと思います。今回ご紹介するのは、「春藤珈琲焙煎所」。
それではどうぞ。
春藤珈琲焙煎所とは
春藤珈琲焙煎所は、淡路市久留麻の国道沿いにある自家焙煎のスペシャルティコーヒー専門店。駐車場はお店横の4〜5台目あたりの空いているところを使用したら良いそうです。
女性のオーナーさんが1人でされているお店で、営業のために明石から通っておられる強者。そのため、営業時間も短めで日曜日はご主人のお休みに合わせて定休です。本来なら淡路島に住まわれる予定だったそうですが、事情により諦められたとか。それでもお店を続けられているのはすごいですよね。シンプルに尊敬します。
コロナ禍以前は店内でいただくこともできたみたいですが、現在はコーヒー豆の販売とテイクアウトのみになっています。1人だけでされていることと、コーヒー好きの方に来ていただきたいという思いがあるそうなので、今後も復活はなさそうですね。
店内に入ると目に飛び込んでくるのが、透明なケースに入った焙煎機。こちらはNOVOというメーカーの熱風式の機種で、コーヒー豆に均等に熱が通りやすく、火を使わないので焦げた感じも出にくいのが良いらしいです。こだわりポイントですね。
ちなみにこの機種、以前ご紹介した南あわじ市のジロ・デ・アワジで使用しているものと同じなんですよ。お店をオープンするにあたって先に営業していたジロ・デ・アワジに赴いて、焙煎機の様子の確認と同じ機種を使うことのお伺いを立てたそうです。その際、「どこで(お店を)やるんや」と聞かれ、淡路市と伝えたら「(距離が離れている)ならええわ」と無事オッケーをいただいたとのこと。なんともジロ・デ・アワジのマスターらしいエピソードです。
そして、こちらも以前ご紹介した洲本市のTOMMY COFFEE STANDとも繋がりがあるんだそう。TOMMY COFFEE STANDといえばコーヒー豆にこだわり、オーガニックのものを仕入れていますが、焙煎は春藤珈琲焙煎所に依頼しているとのこと。つまりこちらでも熱風式焙煎機の味わいが楽しめるわけですね。
ラインナップ・味
さて、コーヒー豆専門店として重要なポイントになるであろう、コーヒー豆のラインナップ。こちらはかなり豊富と言っていいのではないでしょうか。
今回お邪魔したタイミングだと、季節限定のものを合わせてなんと17種類!浅煎りから深煎りまで、ベーシックな品種からレアなものまで取り揃えられています。
そしてすごいのが、全種類ドリップバックが用意されていること。様々なお店に訪れてきましたが、ここまで揃っているお店は初めてかもしれません。
味わいとしては、それぞれの品種の特徴がしっかり感じられる印象。希少品種や限定豆など、個性的なフレーバーなどは特にわかりやすくて良いですね。後味には共通して、熱風式焙煎機らしさ感じられる気がします。
価格帯
オーナーさんが1人で営業し、仕入れや焙煎にこだわって20種類近くのコーヒー豆を販売している専門店。字面だけ見ると高級そうですが、意外と価格帯は低めなんですね。スタンダードな品種だと100gで650〜750円ほど。これはまあ標準ぐらいでしょうか。どちらかと言えば希少な銘柄がお得。エチオピア ゲイシャが1,600円、ジャマイカ ブルーマウンテンNo.1が2,500円(最高額)となっています。
また、ドリップバックも170円〜と手に取りやすく、こちらも最高額のブルーマウンテンでも300円!12g入っているので、しっかり楽しむことができるのもありがたいです。
表にしてくれてるのでわかりやすい
ちなみに、イートインはなくなりましたがテイクアウトは行っており、好きな豆を選べて1杯400円(ブルーマウンテンのみ500円)なんですよ!気になるお高めの銘柄は、ドリップバックだけでなくテイクアウトでのお試しもおすすめです。
お気に入りポイント
続いては、春藤珈琲焙煎所の個人的なお気に入りポイントをお伝えします。
オーナーさんが素敵
まずはやっぱりオーナーさんが魅力的ですよね。
今回伺った際には途中で2人ほど来られただけで他にお客さんがおらず、かなりガッツリお話させていただきました。いやぁ、楽しかったですね。
なんといってもコーヒーへの愛情が深い!いや、どこのお店も皆さん熱い想いはお持ちなんですけどね。
島への移住の話がなくなったのに1人通ってまでお店を続けていることや、扱っている種類の豊富さ、それらすべてをドリップバックにする気合い。その他テイクアウトのコーヒーを淹れるのに福知山の天然水を使っていたり、焙煎機がとても綺麗に保たれているのにも愛情を感じましたね。
コーヒーのお話もこだわりや知識面はもちろんのこと、何より楽しそうにお話されるんですよね。直接お店に出向いて購入する醍醐味のあるお店だと感じました。
豊富なラインナップ
そしてまた魅力的なのが、ラインナップの豊富さ。浅煎りから深煎りまで15種類以上というのは、島内では屈指ではないでしょうか。
こちらの近くにはこれまたラインナップが豊富で素敵なTAKAMURA COFFEE ROASTERSがありますが、こちらは浅煎りがほとんど。個性溢れる品種が多くておもしろいのですが、ちょっと尖ってるんですよね。
春藤珈琲焙煎所の方が、幅広く受け止めてくれる安心感があります。
それでいて、高級な品種や変わり種も楽しめるのがまた楽しいところですね。
ドリップバックが充実
そして僕が1番感動したというか驚いたのが、販売している品種全てのドリップバックを作っていること。これすごくないですか?
だいたいコーヒー豆って100g単位での販売じゃないですか。僕は飲んだことない銘柄をついつい試したくなってしまうのですが、購入して全然好みじゃなかったときが辛いですよね。大抵は「こんなもんか」と思って飲むんですけど、せっかくの癒しのコーヒータイムが微妙な感じになるのが残念で。
なので、お試しできるドリップバックはとてもありがたい存在。手に取りやすいお値段なので、とりあえず気になるのを買っちゃいました。
ちなみにお試しという点では、南あわじ市のBASE COFFEEは全種類の試飲を用意しており、こちらも購入する側にとってはありがたいお店ですね。
また、ドリップバックはプレゼントにもちょうど良いですし、お気に入りの銘柄を旅行に持って行くなどもできて便利。ここが充実しているのは、やっぱり大きなポイントだと思います。
お店の情報
店名:春藤珈琲焙煎所
住所:兵庫県淡路市久留麻11 来田ビル1F
電話番号:0799-64-7500
営業時間:平日 8:30〜17:30、土・祝 10:00〜16:00
定休日:水・日曜日、祝日は不定休
※営業情報はInstagramに出ていることがあるので、事前にチェックするのがおすすめです
公式Instagram:https://www.instagram.com/shundo_coffee/?hl=ja
まとめ
というわけで淡路島珈琲探訪、今回は「春藤珈琲焙煎所」をご紹介しました。
個人的には、自宅から遠いこと以外は満点に近いお店。お近くにお住まいの方が羨ましい…。観光で来られた際も、寄り道してでも訪れる価値があると思います。こだわりのコーヒー豆、ドリップバックを前にワクワクすること間違いなしですよ!
営業時間は短めですが、タイミングが合えばぜひお立ち寄りください。
ではまた。
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