淡路島珈琲探訪。「TAKAMURA COFFEE ROASTERS FACTORY AND CAFE」

2022-09-032023-02-23

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どうも、ぼんしゅー（＠bonshuuuuu）です。

コーヒー、それは魅惑の飲み物。

毎日コーヒーを飲む僕にとって、それが美味しいかどうかは人生を左右するほど大切なこと。そのためには、美味しいコーヒー豆がないと話になりませんよね。

最近はインターネットでなんでも手に入るので有名店のコーヒー豆を購入することも簡単ではありますが、せっかくならどんな方が焙煎しているのか知りたいし、こだわりや特徴なんかの話を聞きたいので、店頭で購入するのが好きなんですよね。

というわけで「淡路島珈琲探訪」と題しまして、僕が住んでいる淡路島でこだわりのコーヒー豆を販売しているお店をご紹介したいと思います。今回ご紹介するのは、「TAKAMURA COFFEE ROASTERS FACTORY AND CAFE」。

それではどうぞ。

TAKAMURA COFFEE ROASTERSとは

TAKAMURA COFFEE ROASTERSは、大阪にTAKAMURA WINE & COFFEE ROASTERSというお店を構える人気のロースター。もともとはワインショップでしたが、ワインとコーヒーの共通点の多さや、ワインショップの経験を活かせば今までにないコーヒーを焙煎できるのではないかとのことで、コーヒー事業を始めたそう。こちらの店舗では世界各国から選ばれたこだわりのワインとコーヒーを購入することができます。

そんなTAKAMURA COFFEE ROASTERSが淡路島に出店したのが、TAKAMURA COFFEE ROASTERS FACTORY AND CAFE。淡路市生穂新島に位置し、海がすぐそばのロケーション。こちらではワインは扱っておらずコーヒー専門で、コーヒースタンド兼焙煎工場となっています。周りには何もなく、工場的な外観と広い砂利の駐車場が印象的。淡路島にはなかったタイプのお店ではないでしょうか。

外観だけでなく、最新鋭の焙煎機を導入し、カップオブエクセレンスという品評会で高い評価を得たコーヒー豆を取り揃えているのも島内では珍しいかもしれないですね。

オープンしたのは最近で、2022年1月から約3ヶ月のプレオープン期間を経て4月にグランドオープン。プレオープン期間にも伺いましたが、当時は物も少なく工場感が強かったですね。今は商品もお客さんも増えて、コーヒースタンドとして賑わっています。

店内に入ると、ど真ん中にアイランドスタイルのカウンターがあるので、まずはここでオーダーしましょう。ハンドドリップの場合はサイドのカウンターでバリスタの方が淹れるところを見学できます。ここでコーヒーのお話なども伺うことができますよ。

商品を受け取ったら2階へ。ソファタイプの席やテラス席もあり、席数も多いのでゆっくり過ごせます。

お店の奥側には焙煎工場部分があり、ガラス張りなのでタイミングが合えば焙煎しているところが見れるかも。工場併設と建物の構造上音ちょっとうるさめですが嫌な感じはなく、開放感があってオシャレな空間です。

また、最近ワインコーナーもできました。島内でここまで揃っているところもなさそうなので、ワイン好きも必見かもしれません。

ラインナップ・味

続いてはコーヒーのラインナップ・味について。

店内でいただけるメニューとしては、ドリップコーヒーをはじめエスプレッソ、エアロプレス、ジュースもあり、充実の内容。本日のコーヒーであれば比較的お手頃にいただくことができます。個人的にはエスプレッソトニックがあるのはとても嬉しい。なかなか売ってないですよね。

またバリスタの方が淹れてくれるハンドドリップは、販売しているどの豆でも選べるとのこと。ショートサイズで1杯600円はなかなか高いですが、100gで3,000円オーバーの高級豆も選べるので内容によってはかなりお得。高価な豆だと購入してから好みじゃなかったら辛いので、試飲としていただくのもアリですね。

浅煎り中心で個性的な味わいのものが多めで、浅煎りが苦手な方には選択肢が厳しいかも。ただ浅煎りでも酸味の少ないものもありますし、エスプレッソマシンがあるのでカプチーノなんかを頼めば、美味しく楽しめると思います。

フードはあまりありませんが、初期からあるオリジナルドーナツと、最近フレンチトーストもいただけるようになりました。

まずはオリジナルドーナツ。これ、美味しいです。外はカリッと中はモチッと、素朴な味なんですけど素材の良さを感じます。粉砂糖も良い感じ。持ち帰りもできますが、その場でいただくとより美味しいです。

フレンチトーストは1300円とお高めですが、ソフトクリームが付いていて、ベリーとナッツが山盛りでめちゃ豪華。パンもデニッシュ的な感じで、満足度は高いと思います。

コーヒー豆のラインナップは、カップオブエクセレンスで受賞したものを中心にシングルオリジンとブレンドを合わせて15種類以上。個性的なフレーバーと魅力的な説明で、どれにするか迷ってしまいます。そういう時はハンドドリップで淹れてもらうか、ドリップバッグで試すのもいいですね。

自家製のコーヒーゼリー、カフェオレベースも気になる。

その他、コーヒー用品や輸入食品、オリジナルTシャツなどのグッズもあります。

価格帯

続いて価格帯について。

個人のお店ではないこと、扱っているのが希少なものや受賞したコーヒー豆が中心ということもあり、全体的に安くはありません。平均的には100gで2,000円近くになるでしょうか。普段飲みというよりは、コーヒーを楽しむために訪れるお店だと思います。

その分貴重な品種やおもしろい種類もあり、有名なゲイシャが購入できることも。100gで3,000円ちょっとと高価でしたが、美味しかったです。

お気に入りポイント

こだわりたっぷりのTAKAMURA COFFEE ROASTERS FACTORY AND CAFE。オシャレな空間で美味しいコーヒーをいただくことかでき、おもしろい種類のコーヒー豆も買うことができる。たくさん魅力的なところはありますが、個人的なお気に入りポイントをご紹介します。

大手ならではのラインナップ

僕がTAKAMURA COFFEE ROASTERS FACTORY AND CAFEに通う1番の理由、それはコーヒー豆のラインナップが他とは違うからですね。

淡路島内でコーヒー豆を買えるお店は他にもたくさんありますが、その多くは個人店。それぞれがこだわりを持って仕入れ・焙煎をされているので、どれも魅力的なお店ばかりです。しかし、どうしても規模的には限界がありますよね。

そんな淡路島のコーヒー専門店において、大阪に本店を置いて大きな規模で仕入れ・焙煎を行なっているTAKAMURA COFFEE ROASTERSのラインナップは一味違います。

わかりやすいのは、カップオブエクセレンスというコーヒーの品評会で受賞した豆を数多く取り扱っていること。15種類ほどのラインナップの中で、半分ぐらいはチャンピオンになった豆なんですよ。どれも美味しそうなので、ついついたくさん買ってしまいます。

ブレンドでいえば、TAKAMURA COFFEE ROASTERS FACTORY AND CAFE限定で淡路島ブレンドが販売されています。季節に合わせて内容もパッケージも変わり、ちょうど今飲んでいる「国生みブレンド」はイチゴっぽいフレーバーがします。ここだけの商品なので、お土産にもおすすめですね。

ラインナップのほとんどがシングルオリジンの浅煎りで、その香り・味わいはとっても個性的。それぞれが独特のフレーバーを持っていて、「浅煎りって苦手なんだよな」って方でもおいしく飲めるものが見つかると思います。

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ぼんしゅー

季節ごとに変わっていきますよ！

若いスタッフの方が多く、熱量が高い！

もちろんTAKAMURA COFFEE ROASTERS FACTORY AND CAFEの魅力はそれだけではありません。ただラインナップがおもしろいだけなら、ネット通販で購入すればいいですからね。

南あわじ市から淡路市の店舗に30分以上時間をかけて行くのは、若いスタッフの方が多く、熱量が高いから。皆さん本当にコーヒーが大好きなんだなってのが伝わってきます。

もちろんどのコーヒー専門店でも、スタッフの方はコーヒー大好きなのは間違いないと思います。しかも個人のお店だとオーナーさんが仕入れ・焙煎から販売までされていることが多く、お話を伺えば細かなこだわりを聞くこともできます。

TAKAMURA COFFEE ROASTERS FACTORY AND CAFEは、本店のある大阪からコーヒー豆を仕入れており、関わっている人数も多いので、店頭で接客・販売をされているスタッフさん・バリスタさんは多分全ての工程には関わっていないでしょう。逆にそれが、購入する側に近い立場というか、押し付けがましくなく教えてもらえるような気がして良いんですよね。師匠ではなく、先輩のような感じでしょうか。

個人的な印象なので、見当はずれだったらごめんなさい。

ぼんしゅー

ハンドドリップを注文してお話しするのが楽しいです