どうも、ぼんしゅー(@bonshuuuuu)です。
コーヒー、それは魅惑の飲み物。
毎日コーヒーを飲む僕にとって、それが美味しいかどうかは人生を左右するほど大切なこと。そのためには、美味しいコーヒー豆がないと話になりませんよね。
最近はインターネットでなんでも手に入るので有名店のコーヒー豆を購入することも簡単ではありますが、せっかくならどんな方が焙煎しているのか知りたいし、こだわりや特徴なんかの話を聞きたいので、店頭で購入するのが好きなんですよね。
というわけで「淡路島珈琲探訪」と題しまして、僕が住んでいる淡路島でこだわりのコーヒー豆を販売しているお店をご紹介したいと思います。今回ご紹介するのは、「TOMMY COFFEE STAND」。
それではどうぞ。
TOMMY COFFEE STANDとは
TOMMY COFFEE STANDは洲本市の商店街「コモード56」にあるテイクアウト専門のコーヒースタンド。僕が高校生のころ、今から10年ほど前はかなり寂れてしまっていたのですが、最近は随分綺麗になりましたね。洲本の商店街といえば、コモード56に交差する細道が「洲本レトロ小路」として人気になりましたが、やっぱり地元の商店街が元気なのは嬉しいですね。
テイクアウト専門のためイートインスペースはなく、店内は注文カウンターと商品棚、テイクアウト用の蓋やストローがある台だけで、いたってシンプル。明るくて綺麗なお店です。
TOMMY COFFEE STANDで扱っているのは、栽培から輸送まで農薬や薬品を一切使用していない100%ピュアオーガニックコーヒーです。コーヒー豆の安心・安全や環境への配慮、オーガニック栽培をされている生産者の方を支援するためだそうで、消費者としても安心ですね。
ちなみに、コーヒー豆は淡路市久留麻にある珈琲豆専門店「春藤珈琲焙煎所」で焙煎していただいているとのこと。使用しているのはNOVOというメーカーの熱風式焙煎機ですね。火を使わず、均等に熱が入るのが特徴とのことです。
ラインナップ・味
TOMMY COFFEE STANDはその名の通りコーヒースタンドなので、ドリンクが中心で購入できるコーヒー豆自体の種類は多くありません。大体2〜3種類でしょうか。ブレンドはなく、シングルオリジンになりますね。店頭に置いてあるのは100gと200gの2種類でした。焙煎具合は豆の種類や状態によって変えていると思いますが、中炒りぐらいですかね。いずれも飲みやすいと思います。
ドリップバッグは結構おもしろくて、スタンダードなホットコーヒー用だけではなく、アイスコーヒー専用やカフェラテ専用も作っています。ホット用以外のはあまり見かけないですよね。僕はアイスコーヒー用のをいただきましたが、手軽に作れましたし、味と香りがしっかりしていて美味しかったです。
さてメインのドリンクですが、個人的にはかなり好みというか、おもしろくて好きですね。スタンダードなコーヒーメニューでもミルクラテかソイラテが選べますし、チャイやココア、ジンジャードリンクもあります。また、僕の大好きなメニュー、エスプレッソトニックも!これは嬉しいですね。
珍しいのは、カスカラを使ったメニュー。カスカラはコーヒーの皮と果肉を乾燥させたものだそうですが、なかなか見かけないので知っている方も少ないのでは?
その他、マスキングテープやポストカードなど、ちょっとした雑貨も扱っています。
価格帯
何事においても大事なポイント、お値段。
TOMMY COFFEE STANDで販売されているコーヒー豆については、100gで850円ほど、200gで1,600円ほどです(今回僕が購入したコロンビアは100gで880円でした)。こだわりを持って100%ピュアオーガニックコーヒーのみを選んでいることもあり、コーヒー豆についてはそれなりの価格です。
ドリップバッグは1つ200円ぐらい。ラテ用は230円でした。まあ普通って感じです。
ドリンクについては、1番安いホットコーヒーが390円、1番高いココアやエスプレッソトニックが500円と、そんなに高くないですね。商店街をぶらつく際のお供に買って行ってもいいんじゃないでしょうか。
お気に入りポイント
それではTOMMY COFFEE STANDのお気に入りポイントを。
ドリンクメニューがおもしろい
TOMMY COFFEE STANDに行く楽しみは、やはりドリンクメニューでしょう。
スタンダードなコーヒーももちろんおすすめですが、変わり種が楽しい。クドいのは承知の上ですが、エスプレッソトニックはおすすめ!コーヒーと炭酸ってどうなの?と思われるかもしれませんが、エスプレッソの苦味とトニックウォーターのほろ苦さが絶妙にマッチして、エスプレッソと柑橘の風味も相性が良いんですよ。飲んだことがない方は騙されたと思って一度試してみてください。
また、カスカラソーダは先日初めていただきましたが、黒蜜のような風味とチェリー感が合わさった独特の味わいで、思っていた以上に美味しかったです。
コーヒーはご存知の通りコーヒーノキに生る果実(コーヒーチェリー)なんですよね。そして、コーヒー豆はその種子というわけです。それでは種子以外の部分、カスカラはどうなるのかというと、ほとんどが流通することなく廃棄されてしまうんだそう。しかも、産地では廃棄されたカスカラによる環境汚染も問題になっているとのことです。たしかに僕もカスカラの存在は知りませんでしたし、それが問題になっていることも恥ずかしながらこの度初めて知りました。
そんなカスカラを美味しくいただくことができれば、廃棄されることもなく、生産者の方の収益にもなる。生産者も支援したいというTOMMY COFFEE STANDの思いが伝わる一杯ですね。おかげでコーヒーの別の一面を知ることができました。
パッケージが素敵
また、TOMMY COFFEE STANDは店名のロゴもそうなんですけど、デザインがとても素敵なんですよね。
特にドリップバッグのパッケージがかわいい。シンプルな文字だけのものもあれば、お洒落なイラスト、またポップなイラストが入っているのもあります。このイラストについては、お隣のお隣のお隣ぐらいにあるお店の方に描いていただいたものもあるとのこと。センスが素晴らしいです。
とってもかわいいパッケージなので、お土産にもおすすめ。見た感じ、店頭と通販では扱っているパッケージデザインが違うかも。ぜひお店で手に取って選んでほしいですね。
お店の情報
店名:TOMMY COFFEE STAND
住所:兵庫県洲本市本町5丁目3-4
電話番号:非公開
営業時間・定休日:不定(Instagramでアナウンスされます)
公式サイト:https://tommycoffee.official.ec
公式Instagram:https://www.instagram.com/tommy_coffee_stand/
まとめ
というわけで、淡路島珈琲探訪、今回は「TOMMY COFFEE STAND」をご紹介しました。
コーヒースタンドなのでコーヒー豆の種類自体は少ないものの、厳選したこだわりの内容になっています。消費者、生産者にも配慮されており、安心していただけるのは嬉しいですね。
また、おもしろいドリンクメニューが多いのが個人的には好印象。特にカスカラを使ったメニューは、コーヒーの新たな面を知ることができますよ。訪れた際にはぜひお試しあれ!
ではまた。
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