どうも、ぼんしゅー(@bonshuuuuu)です。
みなさんは撮った写真をどうしてますか?何気ない日々の記録もせっかくの記念日の写真も、カメラロールにしまいこんだままになっていませんか?
僕も普段は撮った写真を一通り確認して数枚をSNSにアップし、あとはAmazon Photosにしまい込んで見返すこともあまりありません。
でもせっかく撮った、特に記念日の写真なんかはそれじゃあもったいないですよね。
そんなときに活用したいのが、オンラインでフォトブックを作成できるサービス。
この度僕も、気合を入れて撮影した友人の結婚式の写真を「BON」というオーダーブックサービスでフォトブックにしてみました。自分で撮った写真が写真集という形になると、また一段と愛着が湧きますね。
というわけで今回は、MUJIBOOKS推奨のオーダーブックサービス「BON」でフォトブックを作ってみたので、ご紹介したいと思います。
MUJIBOOKS(無印良品)推奨のフォトブック『BON』それではどうぞ。
BONとは
BONは最初にも書いた通り、無印良品のMUJIBOOKSが推奨する、オーダーブックサービスのこと。
MUJIBOOKSは一部の無印良品の店舗内に設けられた書籍販売コーナーのことで、「ずっといい言葉」とともに本のある暮らしを提案しています。
そこで販売されているのが、BONのオーダーブックと同じ製本で仕立てられた「BON BOOK」。図書印刷株式会社がはじめた小さな出版レーベルで、くらしの再発見をテーマにさまざまな著者と続々刊行しているんですね。絵本作家や詩人、菓子作家など様々な方が著者として参加されています。
順序は逆になりますが、つまるところBONでは「実際に無印良品で販売される書籍」と同じ仕上がりのオーダーブックが作成できるというわけです。
完成品を見てください!
ここで先に完成したフォトブックを見ていただきましょう!
自分で作っておいてなんですが、やっぱり形になると嬉しいもんですね。サイズもXL(B4)を選んだので、小さい写真でも見やすいです。そして、大きく配置した写真はかなりの迫力!ダイナミックなレイアウトが映えます。
ちなみに、フォトブックの出荷は注文してから7〜12営業日後になります。今回は3月17日の夜に注文して、3月30日に届きましたよ。
また、梱包も十分だと思います。外箱は段ボールで、フォトブック本体は透明なビニールに包まれていました。そして、表紙の上には「ご注文ありがとう」の厚紙が。外箱だけでも十分ですが、題箋に傷がつかないように配慮されています。
大切なフォトブックをしっかり守ってくれます
なぜBONを選んだのか
今回BONを選んだのはそんな製品の仕上がりに期待したからですが、その他にも理由があります。
ホームページが素敵
オーダーブックサービスは他にもたくさんありますが、BONはMUJIBOOKS推奨ということで、ホームページも素敵なんです。
ページ全体がスッキリしていてわかりやすく、使われている写真も良い雰囲気。サイトがわかりにくいと、それだけでハードルが高く感じてしまいます。
好印象だったのが、オーダーブックがある生活をイメージさせてくれること。七五三や結婚式、子供が1歳になるまでの記録など、実際に作成された方の体験談が掲載されています。それを読んでいると、自分もこんなふうに作って飾りたい、見返したいなと思いますね。
ホームページを見たら、きっとBONのフォトブックがある生活に魅力を感じるのではないでしょうか。
体験談を読むだけでも楽しいです
無印良品らしいデザイン
素敵なのはホームページだけではありません。無印良品らしいデザインも、所有欲をくすぐられます。
今回注文したXLサイズの表紙には麻布が使用されており、手触り感があります。 Sサイズのみに使われるクラフト素材もいい感じですね。
また、背表紙のタイトルラベルも主張し過ぎないサイズ感。
ブックケースが付属しないのはマイナスかと思いましたが、大事にしまってしまうのではなくいつでも手に取って見返してほしいので、これで良いのかも。
良かったところ
それでは実際に作成してみて、良かったところをご紹介します。
素朴でセンスの良いデザイン
まずはやっぱりデザインが素敵!
無印良品といえば、シンプルで素朴ながら、素材の良さを活かしたセンスの良いデザインが魅力ですよね。
BONのフォトブックのデザインも、先に書いたように無印良品らしさがあって良きです。
結婚式など記念のフォトブックやアルバムといえば、しっかりした造りの重厚なものをイメージしていました。もちろんそれも素敵ですが、こちらもカメラロールに入れっぱなしになるのと同じように、結局本棚にしまい込んでしまいがちになってしまいませんか。
BONのデザインなら気負わずに手に取れるので、晴れの日の思い出をすぐ読み返すことができそうです。
ちょっと大きいですが、その分迫力あります
シンプル
シンプルさもBONのフォトブックの魅力の一つだと思います。
先にご紹介したデザイン面やホームページもそうですが、意外と良かったのが商品ラインナップのシンプルさ。
サイズについてはS(A6)、M(A5)、XL(B4)の3種類、ページ数は24ページか48ページの2種類のみ(XLサイズは24ページのみ)。表紙の素材、題箋の向きはサイズとページ数によって決まります。そのほか、紙質や印刷のタイプなどは選ぶことができません。つまり、サイズとページ数を選べば他は自動的に決まるというわけです。
ラインナップが少ないのはマイナスポイントかと思われるかもしれませんが、選択肢が多すぎると迷ってしまいますよね。今回は大きなサイズで作成したいと決めていたので、その時点でもう一択になります。迷う要素が少ないので、作成までのハードルが低いのが嬉しいですね。
作成方法がわかりやすい
そして、作成方法がわかりやすかった!
「かんたんモード」ならこれだけであらかた出来上がっちゃいます。
作業中レイアウトに悩んだら、自動シャッフル機能が便利です。アップしている画像の枚数に合わせてレイアウトをいろいろ変更してくれるので、写真がうまくはまらないときに助かりました。この機能、1ページずつにも見開き全体にも適用できるのが良いところ。見開きに適用するとダイナミックなレイアウトも提案してくれ、見栄えの良いフォトブックが作りやすいです。
さらに、もっと細かく自分の思い通りに調整したい方のために「こだわりモード」もあります。枠をつけたり影を落としたり、角度を変えたり角を丸めたり。思い通りの調整が可能ですよ。今回は最後の集合写真のページのみ、こだわりモードで作成しました。枚数が多く既存のレイアウトが使用できなかったのと、賑やかな感じにしたかったので。
気になったところ
とても素敵で満足度の高いBONのフォトブックですが、気になったところもお伝えしておきます。
サイズ
サイズが少ないのは迷う要素が少なくて良いと書きましたが、やはり不満な部分もあります。
3種類のみというのは仕方ないですが、S(A6)、M(A5)の次がXL(B4)となっており、サイズ間の差が大きい。今回はせっかくのプレゼントなので、Mサイズだと物足りないかなと思いXLサイズを選びました。ただ、やっぱりちょっと大きすぎたかな…?
需要があるのはこの3サイズだと思うのですが、間にLサイズがあれば嬉しかったですね。
また、XLサイズは48ページを選べません。今回は使いたい写真が大量にあったため、24ページにまとめるのに難儀しました。もし48ページが選べたら使いたい写真を諦めることなく、もう少し余裕のあるレイアウトもできたのにな…。
紙質
続いては紙質について。
フォトブックの紙質って重要じゃないですか。BONはマットでさらっとした手触りの良い紙を使用していて、これ自体は十分満足できる質だと思います。ただしツヤがあまりないタイプなので、高級感や黒の深みといったところは他社のフォトブックに軍配が上がりそう。
安っぽいことは全くないのですが、用途によっては物足りないかも…。
製本方法
最後に製本方法。
BONのフォトブックにはPUR製本という方法が採用され、無線綴じながら強度が高く、開きが良いのが特徴。糊を乾かすために1日寝かせるなど、しっかり時間をかけて作られています。
実際に届いたものを見ても、その丈夫さ、佇まいの美しさには十分満足しています。
ただ、いくら開きが良いとは言っても完全にフラットにはなりません。そのため、見開きで写真を配置する際には注意が必要。2ページにわたってダイナミックに写真を魅せるのは効果的な手法だと思いますが、ノド部分に重要なモチーフが来ないような工夫が求められますね。
これらの特徴は、今回結婚式のアルバムとしてプレゼントするために作成した際に気になったというだけなので、内容によっては問題にならないでしょう。ただ、やはり自由度という点はオーダーブックサービスを選ぶ際のポイントになるところかと思いますので、参考になればと思います。
まとめ
というわけで今回は、MUJIBOOKS推奨のオーダーブック・サービス「BON」をご紹介しました。
無印良品のシンプルで素朴な雰囲気が感じられる、とても素敵なフォトブック。選ぶのはサイズとページ数だけとわかりやすく、作成も簡単でセンスの良いアルバムが出来上がります。自分用はもちろん、贈り物にも良いですね。小さめのサイズなら価格もお手頃ですし、質感もしっかりしていますよ。
あなたもカメラロールに眠っている写真を、BONでフォトブックにしてみませんか?
ではまた。
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