どうも、ぼんしゅー(@bonshuuuuu)です。
コーヒー、それは魅惑の飲み物。
毎日コーヒーを飲む僕にとって、それが美味しいかどうかは人生を左右するほど大切なこと。そのためには、美味しいコーヒー豆がないと話になりませんよね。
最近はインターネットでなんでも手に入るので有名店のコーヒー豆を購入することも簡単ではありますが、せっかくならどんな方が焙煎しているのか知りたいし、こだわりや特徴なんかの話を聞きたいので、店頭で購入するのが好きなんですよね。
というわけで「淡路島珈琲探訪」と題しまして、僕が住んでいる淡路島でこだわりのコーヒー豆を販売しているお店をご紹介したいと思います。今回ご紹介するのは、「焙煎工房&淡路牛バール Giro d’ Awaji(ジロ・デ・アワジ)」。
それではどうぞ。
焙煎工房&淡路牛バール Giro d’ Awajiとは
ごめんなさい、店名フルだと長いので以降は「ジロ・デ・アワジ」で表記しますね。
ジロ・デ・アワジは、鳴門のうずしおを鑑賞できるクルーズ船が発着することでも人気を集める福浦港から、徒歩で3分ぐらいの場所にあります。店名の通りコーヒー豆の焙煎をしながら淡路牛を使った料理を提供し、バーとしても営業をされている個性強めなお店。外観もなかなかイカしてます。
淡路島には自転車乗りの方が多く訪れるのですが、そんな方たちにも人気のようです。実際にライダーの方が何人も来られていました。さらに店内にはガンダムのプラモデルが飾ってあったり、マスターは非常に多趣味な方でおもしろいです。また、奥様やお母様が手伝ってらっしゃるのですが、接客の感じがなんというか実家に帰ったような感覚にさせてくれます。
コーヒー豆を買う際に淡路牛を使った牛丼やローストビーフ丼もいただきましたが、バッチリ美味かったですね。さすがです。
ラインナップ・味
それでは本題、コーヒー豆についてご紹介しましょう。
いろいろやってるお店ながら、ラインナップは結構豊富です。基本のラインナップとしてブレンドが1種類、シングルオリジンが11種類(内カフェインレス2種)もあるんですね。産地もブラジル、コロンビア、タンザニア、エチオピアなど定番をきっちり押さえています。
また、贈答用に高級品種を「淡路煎璃(ダンジィリ)」というブランドとして扱っており、ブルーマウンテンやハワイコナ、パナマゲイシャなども買えちゃいます。こだわりがすごい。
「淡路煎璃」はこちらからどうぞ
そして、焙煎機は京都の企業「NOVO」のものを導入しています。少量から焙煎できる熱風式で、煙も少なく短時間で満遍なく熱が通るんだそう。味にもそれが効いているのか、余計な雑味やエグみはなく、穏やかに豆の特徴が感じられます。濃厚なアロマ感やガツンとしたパンチはあんまりないかな?個人的には好印象です。
価格帯
続いては価格帯。
スタンダードなラインナップの方は100gで490円〜とかなりお買い得。ただしこれは生豆の状態での重さなので、焙煎後はちょっと減ります。安さでいえば前回ご紹介した中野珈琲豆店に軍配が上がりますが、それに次いでお買い得かつ種類が豊富なのは嬉しいポイント。
また、高級ブランド「淡路煎璃」は100gあたり1,650円〜となっています。こちらも焙煎後は少し減るので、単価としてはもうちょっと上がるでしょうか。とはいえ、以前ご紹介したTAKAMURA COFFEE ROASTERSではこれより高い商品もたくさんありますからね。僕はあまり気になりませんでした。
安いものから高級な品種まで幅広く扱っているので、ニーズに合わせた選び方ができるのではないでしょうか。
お気に入りポイント
それではジロ・デ・アワジの魅力、お気に入りのポイントをお伝えします。
おもしろい
ジロ・デ・アワジの1番気に入ってるところは、なんといってもおもしろいところ。何を隠そう、僕はおもしろいものが大好きです。
何がそんなにおもしろいかというと、まずキャラが濃い。マスターは単体で強いのですが、ご家族の掛け合いもまた賑やかで良いんですよね。拭いきれない地元感。こういうのが苦手な方もいると思いますが、僕は好きなんですねぇ。クセになります。
また、コーヒーのラインナップもおもしろいと思います。スタンダードのものでも、東ティモールやインドといったところは意外と見なかったりします。高級ラインの方は結構レアですね。他にもおもしろい品種を扱っているところはありますが、また一味違う感じがします。
こだわりが強い
家族でやってる地元感強めのお店が販売しているコーヒー豆ってどうなの?って思うじゃないですか。これがめっちゃこだわってるんですよね。
厳選した農園から仕入れを行い、オンライン注文の場合はオーダーを受けてからの焙煎。お店で出すコーヒーも、焙煎後1週間以上経過した豆は使用していないそう。このこだわりについては公式ホームページで熱く語られています。
使用しているNOVOの焙煎機には様々な仕上がりが登録されており、ボタン1つで焙煎してくれるタイプのものですが、季節や豆の状態によって細かく調整をされているそう。高性能なマシンとはいえ、そのあたりの見極めというのは大事になってくるんですね。僕がお店で淡路煎璃ブランドのコーヒー豆をオーダーした際も、その場で細かく調整しながら焙煎してくれましたよ!
独特の味わい
さて、その焙煎機ですが、先にも書いたように熱風式で少量から焙煎できるものを使っています。こちらは淡路島内で導入しているのが2店舗のみなんですね。ちなみにもう1店舗は淡路市にある春藤珈琲焙煎所。まだ行ったことがなく、一番気になっているお店です。
焙煎については直火と熱風それぞれ良し悪しや好みがあると思いますが、火を使わないため煙たさや燻された感が少なく、あっさりめが好みの僕にはピッタリかも。繊細な味わいの品種はそれが際立ち、逆に個性強めなものはその良さがダイレクトに出るんじゃないでしょうか。未経験の方は試してみて欲しいですね。
NOVOのホームページに導入しているお店が載ってます
お店の情報
店名:焙煎工房&淡路牛バール Giro d’ Awaji
住所:兵庫県南あわじ市福良甲1529-3野口ビル1階
電話番号:0799-50-2411
営業時間:8:00~11:00(モーニング)
11:00~16:00 LO 15:30(カフェ・ランチ)
18:00~22:00 LO 21:30(バー)
定休日:木曜日
公式サイト:http://giro-di-awaji.com
公式Instagram:https://instagram.com/girodiawaji?igshid=YmMyMTA2M2Y=
まとめ
というわけで淡路島珈琲探訪、今回は「焙煎工房&淡路牛バール Giro d’ Awaji」でした。
クセ強なお店ですが、コーヒー豆はしっかりこだわっており間違いないですよ。焙煎についてはオンラインなら注文してから、店頭でも1週間以内と新鮮。ラインナップも普段飲みしやすいものから、贈答や自分へのご褒美に良いものまで揃っているのが嬉しいですね。
苦手な方には難しいかもしれませんが、お店に行った際はいろいろ話をしてみてほしいです。おもしろいので。
ご飯も美味しいので、淡路島観光で福良にお越しの際はぜひお立ち寄りください。
ではまた。
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