どうも、ぼんしゅー(@bonshuuuuu)です。
彩りが少なく篭りがちになる冬の終わり、そして春の始まりを教えてくれる素敵なお花といえば、梅ですよね。梅が咲き始めると、冬眠していた心が動き出すような気がします。
というわけで今回は淡路島の梅の名所、南あわじ市の「広田梅林ふれあい公園」をご紹介したいと思います。以前ご紹介した「八木のしだれ梅」は1本の大きなしだれ梅が圧巻のスポットでしたが、こちらは約450本の梅が植えられていてとても華やか!
それではどうぞ。
広田梅林ふれあい公園
広田梅林ふれあい公園は、南あわじ市広田にある梅の名所。島内の梅の鑑賞スポットとしては、以前ご紹介した八木のしだれ梅と2トップですね。約15,000平方メートルの敷地に南高(なんこう)、鶯宿(おうしゅく)など450本の梅が植えられており、1本の梅が圧巻の八木のしだれ梅とは異なる楽しみ方ができますね。そしてこちらも淡路花へんろの札所(第27番)に選ばれています。また鑑賞料、入場料は無料。ありがたい。
もともと広田地区は梅の名所として有名だったようですが、第二次大戦の影響により一度それがなくなってしまったらしいです。それを復活させようと、1966年に老人クラブの方々が5,000平方メートルの敷地に300本の梅を植樹。さらに2005年に南あわじ市が敷地の拡張とともに150本の梅を植樹し、駐車場やお手洗いを整備したんですね。当時から現在に至るまで、老人クラブの方々が大切に管理を続けられています。
続いて公園内の雰囲気をお伝えしましょう。公園の範囲は広田八幡神社と大宮寺の裏手一帯になりますね。神社裏の方は山の斜面になりますが、遊歩道が整備されているので歩きやすいです。道に沿って歩いていくと、そんなに時間をかけずにぐるっと周って来れるようになっていますよ。紅、白、ピンクと色とりどり、枝ぶりも様々な梅が見られ、良い香りもしていて飽きさせません。坂道の手前と頂上付近に東屋があり、頂上付近の方からは広田の町並みを一望できて気持ちが良いです。
大宮寺裏はみかん畑のような感じで整然と梅が植えられており、大きなアップダウンもなく比較的楽に見ることができますね。こちらは白色の梅が中心に植えられているようです。
例年2月中旬〜3月上旬、梅の開花時期に開催される「梅まつり」では、地元の特産品や手作りの雑貨、飲み物などが販売される休憩施設も設置されます。またお手洗いも整備されているので、寒い時期でも大丈夫。
ちなみにソメイヨシノも50本植えられているので、梅が終わると桜を楽しむこともできますよ。
アクセス・駐車場
公園のすぐ横に無料の駐車場が10台分とちょっと用意されているのですが、梅まつりの期間は来訪者が多く、細い上に急な坂道を通らないといけないんですよね。観光で初めて来られる方や車が大きめの方は、期間中は臨時駐車場の南あわじ市役所旧緑庁舎に停めることをおすすめしたいと思います。ちょっと歩きますが、大変な思いをして駐車場まで行って満車というのもよくあるので。
ちなみに旧緑庁舎の正面にはコッペパン専門カフェの「島のDOG」や、バウムクーヘン専門店の「maaru factory」、またそこから200m程のところにオムライスとドーナツのお店「TODAY cafe」など人気のお店もありますよ!
今年も行ってきました!(2023年3月4日時点)
3月4日に行ってきたのですが、土曜日ということもあってかなり人が多かったですね。しだれ梅と白い品種の梅が見頃で、それ以外はもうちょっとなのかなという感じ。
梅林近くに臨時駐車場ができていましたが、ひっきりなしに来るので坂の手前で待ち時間が発生していました。交通整理をしてくれるボランティアの方がいらっしゃるとはいえ、途中細い坂道なのに通行人も多いので、やっぱり旧緑庁舎に停めて歩いて行くのがおすすめかなと思います。
スポットの情報
住所:兵庫県南あわじ市広田広田1016-1
梅まつり期間:例年2月中旬~3月上旬
※2023年は2月11日(土・祝)〜3月12日(日)
営業時間:11:00〜16:00
料金:無料
駐車場:あり(約10台/無料)
※梅まつり期間中は南あわじ市役所旧緑庁舎に臨時駐車場が設けられます
まとめ
というわけで今回は、南あわじ市の梅の名所「広田梅林ふれあい公園」をご紹介しました。
色も品種も多種多様、450本の梅を無料で鑑賞できるのはとてもありがたいですね。古くからの梅の名所を復活させ、維持し続けてくれている老人クラブの方々のおかげです。
遊歩道も整備されているので、良い香りと艶やかな色合いを楽しみながら、のんびり散歩してみてはいかがでしょうか。
ではまた。
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