SIGMA fpを半年使ってみて

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どうも、ぼんしゅー(@bonshuuuuu)です。

今回はSIGMA fpを購入してから半年経ったので、これまでの使用感や印象をまとめたいと思います。

最近SIGMA fpを購入する方が増えているように感じますが、そういった方の参考になれば幸いです。

それではどうぞ。

目次

SIGMA fpを半年使ってみて

つらつら書いていきます。

使用頻度はかなり高い

最初はX100Vの代わりで、あくまでサブ機として購入しました。が、最近はメイン機のGFX50SIIよりも連れ出す頻度が高くなっています。

理由はやっぱりそのサイズ。僕はフィルムカメラも好んで使用するので、複数台持ち出すのにコンパクトなSIGMA fpはとてもありがたい存在です。特に中判フィルムカメラはデカくて重いので、相方は小さいに越したことはありません。

SIGMA fp & ZENZABRONICA GS-1

それならX100Vのままで良かったんじゃないかと思うかもしれませんが、同じFUJIFILMだとGFXとの画質差や絵作りの違いが気になってしまうんですよね。その点、SIGMA fpはフルサイズセンサー搭載で写りも良いですし、絵作りも全く異なるので比較して不満を覚えることもありません。

今の時代フィルムカメラだけだとお財布に厳しいので、複数持ちしやすく画質も良いSIGMA fpは良い選択だったなと思います。

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ぼんしゅー

値段の高騰が続いてますが、良いカメラでした

お気に入りのスタイル

SIGMA fpといえば拡張性が高いのも特徴。この半年間でマウントアダプターも増え、グリップやファインダーを付けたりと様々なスタイルを楽しんできました。

SIGMA fp グリップ
SIGMA fp グリップ、ファインダー

が、今は結局何も付けない状態に落ち着きましたね。SIGMA fpの魅力のひとつがコンパクトさというのもありますが、僕は同時にフィルムカメラも持ち出すので、特にその恩恵を感じています。レンズも小型のものを選べば、まさに手のひらに収まるサイズ。見た目にもミニマルさが際立って良い感じです。最近Canon Pのために手に入れた、NIKKOR-H・C 5cm F2との組み合わせが特にお気に入りです。

SIGMA fp 手のひらサイズ

もちろん、大きめのレンズを使用する際はグリップやファインダーを使えば良い。用途に合わせてスタイルを変えられるのは素晴らしいですね。

ストラップはお気に入りのブランド「FURIKAKE」のネックストラップで、KAKTUSのアクセサリーを使用し縦吊りにしています。この縦吊用アクセサリーは本体のデザインを崩さないので、とても気に入っています。

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SIGMA fp スタイル
ぼんしゅー

縦吊り用アクセサリーは残念ながら欠品中みたい

お気に入りの設定

SIGMA fpといえば、カラーモードも特徴的ですよね。これまでずっとデジタルカメラはFUJIFILM一筋だった僕にとって、色味の違いは大きく、なかなか良い感じに撮れませんでした。

それも半年経って、最近はお気に入りの設定が見つかりました。一応ご紹介します。

  • カラーモード:パウダーブルー(強さ-1)
  • トーンカーブ:ハイライト-2、シャドウ+2
  • ホワイトバランス:晴天

SIGMA fpを選んだ理由のひとつがパウダーブルーだったのですが、そのままだとかなり青みが強すぎるので少し弱めで。また、トーンはGFXやネガフィルムで慣れた諧調広めの設定で。作例を見るとSIGMA fpはキリッとしたアンダー目の表現が得意に感じるのですが、僕はそれを使いこなせません。カッコいいの撮ってみたいんですけどね。ホワイトバランスはオートでも良いのですが、晴天が1番好みでした。屋外だとめちゃくちゃ良い感じです。ただ、室内だとパウダーブルーでもオレンジに寄りすぎるので、適宜調整はしています。

SIGMA fp 作例
SIGMA fp 作例

その他雑感

ここからはその他感じたことを書いていきます。

ダイヤルの操作感には慣れた

ファーストインプレッションのときにはダイヤルの操作感が気になると書いていましたが、半年も使えば慣れるもんですね。今は特に気になりません。

蓋がパカパカする

気になることといえば、本体側面にある各種端子の蓋がパカパカすることですかね。特に端の方にある蓋は知らない間に開いてたりします。特にロックがあるわけでもないですし、外付けでケーブル類を挿すのに邪魔にならないようゴム製で柔らかいため、ある程度は仕方ないかなぁ。

SIGMA fp 蓋
ぼんしゅー

角だから余計に気になる…

僕の使い方だとバッテリーは1本で十分

他の方のブログなどを見ていると、バッテリー持ちは良くないと書かれていますが、個人的にはそこまで気になりません。

まあ僕の場合はオールドレンズを使って写真オンリー、その都度電源オフにしてますし、フィルムカメラと併用なので1日ずっとfpで撮り続けることもないからかも。

起動はやっぱり遅い

これもファーストインプレッションのときに書きましたが、起動はやっぱり遅いです。これについては慣れたと言っても、困る場面が出てきます。

僕の撮影対象的に基本は問題ありませんが、たまに「今絶妙なタイミング!」ってときがあるんですよね。それにはもう絶対に間に合いません。そうした瞬間を逃さないためには常に電源を入れておくしかなく、必然的にバッテリーも消耗するので予備が必要になるでしょうね…。

手ぶれ補正がないのが辛いときがある

仕方ないことですが、手ぶれ補正がないのは今どきのカメラとしては弱点かなと思います。そもそも初心者に勧める機種ではないかもしれませんが、撮影成功率は下がりますよね。

特に室内での物撮りなんかは結構辛いものがあります。GFX50SIIの手ぶれ補正のありがたみを感じますね。そりゃ三脚を使えば良いのはわかってますけど、ね。めんどくさいじゃないですか。

コミュニティがすごい

SIGMAというと、尖った製品で熱烈なファンが多いメーカーという印象がありましたが、その通りでした。SNSで購入報告をした際にも、先輩fpユーザーの方が手厚く歓迎してくださいましたし、写真をアップしても他のメーカーの機種で撮ったものよりも反応がある気がします。

最近よく購入報告を見かけるのも、fpユーザーが歓迎して拡散しているからなのでしょう。僕もその一員として、仲間を歓迎したいと思えるコミュニティです。

また、拡張性の高さから皆それぞれ思い思いのカスタマイズをされていて、それを見るのも楽しい。最近はZENZABRONICA GS-1という、マイナーな6×7判の中判フィルムカメラ用ファインダーを装着できるアクセサリーを自作・販売される方が出てきたり、なんというか濃い界隈ですね。僕もGS-1ユーザーなので、かなり気になっています。

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ぼんしゅー

ここにきて注目度が少し上がったかも?

作例

SIGMA fp 作例
SIGMA fp 作例
SIGMA fp 作例
SIGMA fp 作例
SIGMA fp 作例
SIGMA fp 作例
SIGMA fp 作例
SIGMA fp 作例
SIGMA fp 作例
SIGMA fp 作例
SIGMA fp 作例
SIGMA fp 作例
SIGMA fp 作例
SIGMA fp 作例
SIGMA fp 作例
SIGMA fp 作例
SIGMA fp 作例
SIGMA fp 作例
SIGMA fp 作例
SIGMA fp 作例
SIGMA fp 作例
SIGMA fp 作例

まとめ

というわけで、SIGMA fpを半年使ってみての近況や感じたことでした。

購入当初は質感の良さに感動していたものの、操作感や絵作りについては慣れないところがあり、うまく付き合っていけるか不安なところもありました。それも半年の間にすっかり慣れ、もはやメインカメラと言ってもいいぐらい連れ出しています。

確かに諸々クセはあると思いますが、楽しむ余地がたくさんある素晴らしいカメラ。気になった方はぜひ手に入れてみて欲しいなと思います。

僕はこれから他のカラーモード、特にティール&オレンジで好きな写真が撮れるようになりたいですね。またどこかでご紹介できればと思います。

ではまた。

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