どうも、ぼんしゅー(@bonshuuuuu)です。
今回は人生初のキヤノンのカメラ、Canon Pを購入してしまったのでご紹介したいと思います。
作例はまだありませんが、眺めるだけでも最高なカメラ。フィルムを詰めるのが楽しみです。
それではどうぞ。
僕とCanon
最初に僕とCanonについてちょっと書いておきたいと思います。興味のない方は目次からCanon Pの紹介へどうぞ。
まず最初に僕のカメラ遍歴なんですが、これまでデジタルカメラ8台、フィルムカメラ30台を所持してきました。Nikon、MINOLTA、PENTAX、OLYMPUS、MAMIYA、ZENZABRONICAなどなど、様々なメーカーのカメラをお迎えしてきたわけですが、Canon機というのは1台もなかったんですね。
別に嫌いなメーカーというわけではないんですけど、王道すぎるという印象があって何となく避けてました(NikonもPENTAXも王道ではありますが…)。わかりますかね、この感覚。
きっかけ
そんな僕ですが、Canon機が全く気にならないわけではありません。特に、フラッグシップのF-1。一眼レフではNikon F3のデザインが至高と思っていましたが、こちらも素晴らしくカッコいい。もし初めてのCanon機を迎えることがあるなら、新・旧は問わずF-1だろうなと思っていました。
ところが、InstagramでCanon Pと出会ってしまい、その端正なルックスに一目惚れ。見かけたのはブラックペイントでしたが、さすがに金額的に手が出なそうなのと、よく行くカメラ屋さんに状態に問題ない個体があったのでシルバーを購入しました。
CANON Pをご紹介!
それでは外観を見ていきましょう。
無駄のない端正なルックス、やはり美しいですよね。各所にキズやアタリはありますが、実用には差し支えないでしょう。しっかり使われてきたことが伺えます。薄いステンレスで作られたシャッター幕はシワやヨレが発生しやすいそうですが、比較的綺麗なのが良かったですね。
シワなどは機能的に問題ないそうですが、綺麗な方が精神的に良い
ボディは角が落とされ八角形になっており、持つときの手への当たりが優しいです。かなり横長なカメラだなと思いましたが、MINOLTA SRT101やLeotax Kと変わりませんでした。デザインのせいですかね。
ファインダーの分だけ高いです
バルナック型とはほぼ同等。ロマンは負けますかね
機能面で嬉しいのが、シャッタースピードが1/1000秒まであること。今となっては大した速度ではありませんが、1/500秒までしかないカメラとはやはり使い勝手が違いますよね。たかが1段ですが、されど1段。大きな差だと思います。
また、シャッターダイヤルも一軸不回転式で使いやすい。巻き上げもレバー式と、それまでのバルナックスタイルから着実に進化しています。
そして、大事なポイントであるファインダー。Canonのそれまでのレンジファインダー機では広角、標準、望遠でファインダーが切り替えられましたが、Canon Pでは簡略化され、35mm、50mm、100mmのブライトフレームが同時に表示されています。視界の中に常に複数のフレームが見えるのは邪魔ともいえますが、切り替え式でない代わりに等倍なんですよ!両目で自然に見ることができるのは快適そのもの。早くこのファインダーで景色を覗き、切り取りたいものです。
二重像もくっきり見やすいです
まとめ
というわけで、Canon Pを購入した話でした。カメラ歴約6年、手にしたデジタルカメラ8台、フィルムカメラ30台というこのタイミングで初めてのCanon。手にして実感しましたが、さすがの造りですね。これで大衆路線というのは感心します。
まだ写真も撮れていないですし、レンズも前から持っているものですが、端正なルックスで眺めているだけで大満足です。とりあえず空シャッターを切って遊んでますが、早く持ち出したいですね。
Canon Pには沈胴レンズではなく、固定鏡筒のレンズが似合いそう。せっかくならCanon製のレンズも見繕いたいと思案しています。
また写真を撮ったら紹介しますね。
ではまた。
追記
その後、NIKKOR-H・C 5cm F2という固定鏡筒のレンズを購入しました。Canon機にNikkorレンズというのもなかなかな組み合わせですが、見た目としてはとてもバランスが良くて気に入っています。SIGMA fpにもよく似合うレンズなので、一つで二度美味しい感じになりました。
やっぱり固定鏡筒のレンズがよく似合います
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