GFX50SIIを使い始めて3ヶ月、写真に悩んでいます。

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どうも、ぼんしゅー(@bonshuuuuu)です。

デジタルカメラのメイン機をX-H1からGFX50SIIに入れ替えてから早3ヶ月。順風満帆なラージフォーマットライフを歩んでいるかに思えたのですが、ここにきてカメラを始めてから初めて写真に悩んでいます。今回はGFX50SIIを3ヶ月使用しての感想、そして写真についての悩みとその理由を書いていきたいと思います。

GFX50SIIのファーストインプレッションはこちら

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さらに3ヶ月後、半年使用レビューもどうぞ

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目次

GFX50SIIを3ヶ月使用して

レンズ構成

まず、今主に使っているレンズたちをご紹介。

・GF35-70mm

・GF110mm

・SMCP 55mm F1.7

・FA 43mm Limited

・FA 77mm Limited

・AF Nikkor 85mm F1.4 D

3ヶ月でGF110mmとFA 77mmが追加されました。ほんとはGF50mmも買ったんですけども、GF110mmのために生贄になってしまったので…。良く使うのも追加された2本で、やはり銘玉と呼ばれるレンズは魅力がありますね。

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操作に慣れて使用感は良くなった

ファーストインプレッションの時に書いた操作の不満点は、当然ですが慣れによってかなり良くなりました。ボタンの配置になんてもう迷うことはありません。ジョイスティックの感覚にも慣れ、フォーカスポイントの移動もスムーズにできるようになり、スティック押し込みでの決定はせずOKボタンを使うことでストレスがなくなりました。モードダイヤルのカスタム設定も落ち着き、便利に使うことができています。

やっぱりシャッターの感触は微妙

ただシャッターの感触はやっぱり微妙…。メカニカルシャッターのゴトっという音と振動は、良く言えば中判カメラらしいといえるかもしれません。電子シャッター時は読み出しに時間がかかるのか、ちょっと動作が重たいですかね。高速シャッターのはずなのに、スローシャッターかと思うぐらいのタイムラグがあります。

神レンズはありました

あとファーストインプレッションの時に、GFレンズには神レンズがなくて残念ということを書きましたが、ごめんなさい。ありました、神レンズ。

この度購入したGF110mmはラージフォーマットで中望遠F2というスペックだけでも魅力満点なうえ、ファインダーを覗いた瞬間からわかる美しさが尋常じゃありません。GFレンズで2番目に高価なレンズですが、GFXを選んだことが間違いでなかったことを確信させてくれる銘玉です。

なかなか簡単に手が出せるカメラ、レンズではありませんが、もっと盛り上がってほしい。

GFX50SII x GF110mm
サイズ、重さ、価格もヘビーですが・・・
GF110mm 作例
素晴らしい立体感と空気感
GF110mm 作例
中判フィルムと同じ雰囲気を感じます

GF110mmを手に入れたことで、X100Vの立場が明確になった

あと、GF110mmを購入したことで結果的にX100Vと住み分けというか、それぞれの立場が自分の中で明確になりました。今まではX100Vとセンサーサイズが同じX-H1を使っていたので、写りも変わらずレンズもそこそこ充実していましたし、機能的にはクラシックネガ以外に差は見出せず、正直X-H1だけでいいんじゃないかと思っていました。

しかしGFX50SIIはセンサーサイズが全く異なるため写りも全然違いますし、X100Vと近い画角のレンズも持っていません。そしてメインで使うようになったGF110mmはデカいし重いし、中望遠レンズのため近くのものは撮れません。レンズ交換も気を遣うので、ちょっとしたものを撮る際やお店などではX100Vを積極的に使うようになりました。

X100Vも本当に好きなカメラなので、それぞれにしっかり役割を見出せすことができたのは嬉しいですね。

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写真に悩み始めた

GFX50SIIに慣れ、使用する上では不満も少なくなってきたのですが、ここに来てカメラを始めてから初めて写真に悩んでしまっています。

好きな写真が撮れなくなった

GFXを使いだして最初の頃は、ラージフォーマットで撮れた写真の画質や描写力に驚き、感嘆して満足していたのですが、今までみたいに自分の好きな写真が撮れていないことに気がついてしまいました。

GFX50SII 作例
新フィルムシミュレーションも難しい

もともと上手い写真を撮りたいとは思っておらず、大事なのは好きかどうかのみ。今までは何も考えずに好きな写真が撮れていたのに、なぜ納得いかなくなったんだろう。理由を考えてみました。

悩み始めた理由

今までずっとXシリーズで撮ってきた

思い返せば、2018年7月に初めて買ったカメラから2022年12月にGFXに移るまで、デジタルカメラは3年半ずっとFUJIFILMのAPS-Cセンサー搭載機を使ってきました。つまり、3年半かけて自分の好きな設定を築いてきたんですね。

GFXは同じFUJIFILMとはいえ、センサーサイズも撮れる画も全然違います。今までと同じように設定して撮ってるつもりでも、うまくいかないのは当然ですよね。また、GFXとXシリーズの写りの狭間で、X100Vで撮った写真にも今までとは違う感覚を覚えています。

これからGFXで、またX100Vで好きな写真が撮れるよう、設定を見つけていかねばなりません。

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機材についての興味が落ち着いた

また、機材についての興味が落ち着いたことで、写真に目が向き始めたことも理由の一つかもしれません。

GFX50SIIとGF110mmをはじめとするレンズたちは、今手にできる最高クラスの機材であることに疑いありません。これ以上のものはまずないと思った時、それまで持っていた様々なカメラに対する興味がスッと薄れるのを感じました。その結果写真の方に目が向くようになり、GFXで思うように撮れていないことに気づいたのかもしれません。

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まとめ

というわけで、GFX50SIIを3ヶ月使用しての感想と、写真に悩み始めたお話でした。

ラージフォーマットという今までと全く異なる世界に、まだまだ戸惑っているというのが正直なところかもしれません。しかし、今手にできる機材の中では最高レベルであることは間違いなく、今後は自分の好きな写真を撮れるよう、カメラやレンズたちと向き合っていきたいと思います。

GFXへの乗り換えを検討している方の参考になれば幸いです。

ではまた。

ぼんしゅー

チャージャーはあった方がいいと思います

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