フィルムカメラの第一歩に。写ルンですで撮りませんか?

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どうも、ぼんしゅー(@bonshuuuuu)です。

昨今フィルム写真が人気ですよね。素敵な写りを見てフィルムで撮ってみたい、フィルムカメラを使ってみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、いざフィルムカメラを始めようと思っても、どこで買えばいいのか、操作はどうすれば良いのか、難しそうなことが多くてなかなか一歩が踏み出しにくいですよね。

そんな方におすすめしたいのが、「写ルンです」。長い間販売されているので見たことがある、知っている方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな写ルンですの特徴や魅力をご紹介します。これからフィルムカメラを始める方の第一歩になれば幸いです。

それではどうぞ。

目次

「写ルンです」とは

概要

まず初めに「写ルンです」について簡単に紹介します。

写ルンですは FUJIFILMが販売している製品で、フィルムカメラではなく「レンズ付きフィルム」になります。フィルムの方が本体なんですね。誕生したのは1986年で、なんと35年以上販売し続けられているロングセラー商品!これまでにいくつもの種類が発売されましたが、現在は「写ルンです シンプルエース」という1種類のみとなっています。

写ルンです
お馴染みの色味はどこかで見かけたことがある方も多いはず

スペック

フィルムISO400 135フィルム
撮影枚数27枚
レンズ焦点距離:32mm
F値:10(固定)
レンズ構成:プラスチックレンズ1枚
シャッタースピード1/140秒
撮影可能範囲1m〜無限遠
フラッシュ有効撮影距離::1〜3m
大きさ108.0×54.0×34.0mm
重さ90g
価格1,760円(税込)(FUJIFILMモールでの販売価格)

写ルンですの魅力

ここからは写ルンですの魅力についてご紹介します。

エモい

まずはなんと言っても写りですよね。エモいという一言で片付けてしまうのは芸がありませんが、写ルンですの写りは独特で、なぜか懐かしさを感じます。

この写りはフィルムだからというだけでなく、搭載されているレンズによるもの。カメラのレンズというと、ガラスのレンズを3枚から、多いものだと10数枚組み合わせて作られているものですが、写ルンですはなんとプラスチックレンズ1枚!フィルムとレンズの組み合わせが、懐かしさやエモさを感じさせる独自の味わいを生み出しています。

簡単

写ルンですは操作もめちゃくちゃ簡単です。フィルムカメラで失敗しやすいフィルムの装填や回収、露出の設定、ピント合わせなどは全て必要ありません。買ったら巻き上げてシャッターを切るだけで、後は写ルンですとお店がやってくれます。

写ルンです 裏面
手順も記載されていますが、見なくても使えるほど簡単
写ルンです カウンター
写ルンですのカウンターは残り枚数です

新品が買える

今の時代、フィルムカメラはほとんど製造されておらず、中古での購入がほとんどになります。きちんと整備されたカメラであれば問題ないですが、ジャンクのような使えないものから不具合のあるもの、また使えるけれど本来の性能が発揮できないものなど、状態はピンキリです。これがフィルムカメラを始める上で難しいところの一つでもありますが、写ルンですならその心配はありません。新品で販売されているものを購入し、撮り切ったらその写ルンですはそれまで。いつでも新しく故障もほぼありません。

写ルンです 底面
期限も長いので安心です

どこでも買える

写ルンですの魅力の一つは、どこでも買えることではないでしょうか。フィルムはコンビニなどはもちろん家電量販店でも扱っていないことが多く、カメラ店や写真屋さんでないとなかなか手に入りません。その点写ルンですならカメラ店はもちろんコンビニやスーパー、ドラッグストアでも販売されており、入手については非常に容易です。価格的にもフィルムが高騰してきているため、相対的に手が出しやすくなっていると感じます。

ただ、2022年に入った頃からどこも品薄の状況が続いているようです。コロナ禍により原材料の調達が追いついていないとのことですが、フィルムの存続のためにも早く安定的に供給できるよう回復して欲しいものですね。

シンプルだけど奥が深い

ここまで写ルンですの魅力として、お手軽さや簡単さ、難しくないことを伝えてきましたが、実は奥の深さもあり、とても楽しめるんです。

シャッターを切るだけで写るのは、設定があらかじめ決められているから。逆にいえば自分で設定を変更できないので、表現しようとすると難しいものです。写ルンですのできること・できないこと、得意なこと・苦手なことを理解し、限られたなかで試行錯誤することで写真への理解も深まるのではないかと思います。

撮影のポイント

それでは、実際に写ルンですで撮影するときに気を付けることを紹介します。

失敗しないためのポイントは2つ。

①撮りたいものに近づきすぎない

②ちょっとでも暗い場合はフラッシュを使う

以上です。

①については、写ルンですは1mから無限遠までピントが合うよう設定されているため、1mよりも近いものにはピントが合いません。スマホなんかはかなり近くまで寄って撮れますが、それと同じ感覚だとピンボケ写真になってしまいます。写ルンですのレンズの画角は32mmとちょっと広めなので、アップで撮りたいと近づいてしまいがちですが、グッと堪えて被写体から少し距離を取ってください。

②については、写真というのは光を取り込んで画像を記録するものですよね。当然明るさによって光の量は異なり、綺麗に写すには適切な量の光を取り込まないといけません。カメラの場合は、その場の明るさを測って手動または自動で適切な量(適正露出)で撮影することができます。しかし写ルンですは、光を取り込む設定は最初から固定で、調整ができません。それでも写ってくれるのはネガフィルムという記録媒体の特徴や計算された設定のおかげなのですが、設定上は明るい場所(晴天の屋外)で適切に写るようになっています。暗いところは苦手なんですね。なので、薄暗い場所でスマホと同じような感覚で撮ると暗くてよくわからない写真が撮れてしまいます。ちょっとでも暗いかなと思ったら、搭載されているフラッシュを使って明るさを補助してあげることをおすすめします。ただしフラッシュが届くのは大体3mほどなので、ここではさっきとは逆に被写体が遠すぎないよう注意してくださいね。

作例

ごめんなさい、作例あんまりありませんでした。

また撮ったら追加します。

写ルンです 作例
写ルンです 作例
写ルンです 作例
写ルンです 作例
写ルンです 作例
写ルンです 作例

まとめ

というわけで、写ルンですの特徴、魅力をご紹介しました。

フィルムの廃盤や価格の高騰が続く中、今でも手軽に簡単に始められる写ルンですはフィルムカメラの第一歩にピッタリ。ぜひ手に取って、フィルムの魅力を体験してみて欲しいと思います。ここからフィルムカメラへ進むも良し、デジタルカメラに進むも良し、写ルンですを究めるなんてのも、きっと楽しいと思います。皆様の参考になれば幸いです。

ではまた。

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