わたしのカメラ遍歴〜フィルムカメラ編 その2〜

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どうも、ぼんしゅー(@bonshuuuuu)です。

他の人が使ってる機材って気になりませんか?
僕はかなり気になる方です。フィルムカメラは歴史があるので、メーカーも機種も多種多様。
人気のものなら情報もたくさんありますが、そうでないものも多数あります。いずれにしても、実際に使っている人の感想や情報は貴重ですよね。

というわけで、今回はわたしのカメラ遍歴〜フィルムカメラ編〜をご紹介します。

かなり長くなってしまったので、分割しました。その1をまだ見ていない方はリンクからぜひご覧ください。

それではどうぞ。

目次

わたしのフィルムカメラ遍歴 その2

Konica IIB-m

バルナック型のカメラを探している時に、たまたま目についてメルカリにて購入。ケース、フードも付いており、何より独特なデザインに負けてしまいました。

レンズを撮影可能な状態にしてから、1、2回シャッターを切ってからでないと正常に動作しないので、レンズキャップをつけて空シャッターを切ってから撮らないといけません。同時期に購入したLeotaxが良すぎたのでなかなか持ち出さず、なんとまだ試し撮りが終わってません。

Nikon F100(売却済)

Nikon F100

ハードオフにて、1万円でお釣りが来る値段で購入。

直前に買ったのがLeotax K、Konica IIB-mなどレトロ要素強めのフルマニュアル機だったので、フィルムカメラ円熟期の全自動のすごさを痛感しました。

Nikon F4と比べて明らかに早いAFも相まって、サクサク撮るスタイルでの活躍を期待しています。持病のベタつきや光線漏れがあったので整備もしました。

デジタルカメラにも通じるデザインは今の時代に違和感なく溶け込めて良いかもしれません。フィルムカメラ最終期の完成度の高さを知ることができる、とても良いカメラですね。

友人の結婚式でも活躍してくれた思い出のカメラですが、こちらも2023年の防湿庫整理により売却。人気の機種だけあってすぐに買取手が見つかりました。

Nikon F100 作例
Nikon F100 作例
光線漏れを直す前ですね
Nikon F100 作例
Nikon F100 作例
盛大にやっちゃってます

Nikon F80(売却済)

Nikon F80

Minolta AUTOCORDを購入した骨董品店にて購入。動作未確認だったおかげでワンコインにしていただき、その価格に敗北しました。

動作についてはさすがNikon、長く放置されていたかと思いますが、しっかり動きましたよ。

感覚的にはリトルF100って感じなんですけど、動作のもっさり感やチープさは否めません。ただ、フォーカスも巻き上げも自動で、軽い。撮影時に操作することが少ないため、写真に集中できるカメラだと感じました。

驚いたのは、ファインダーにグリッドを表示したりしなかったりと切り替えができること。これめっちゃ便利じゃない?

こちらも2023年の防湿庫整理により売却。安いし使いやすいしで、めちゃくちゃおすすめできるカメラだったなと好印象です。

Nikon F80 作例
Nikon F80 作例

ZENZA BRONICA EC-TL(売却済)

ZENZA BRONICA EC-TL

ZENZA BRONICA ETRSを買った写真屋さんで購入。ETRSを買った当時も横に並んでいましたが、その時は移動手段が自転車だったため大きく重いこのカメラは買えませんでした。淡路島に帰ってからは車を手に入れ、運ぶ方法については解決。まだ残っていたのを見かけて改めて調べてみると、中判のウエストレベルファインダーで、絞り優先AEが使えることが判明。もちろん、すぐに買いに行きました。

使い勝手は非常に良好。明るいところだとファインダー内の速度表示が見にくいものの、露出は正確で写りも良いです。

おかげでブロニカ愛がより一層深まることになりました。

こちらも別のカメラの購入資金のために売却。良いカメラでしたが、やはり重い。

ZENZA BRONICA EC-TL 作例
ZENZA BRONICA EC-TL 作例
ZENZA BRONICA EC-TL 作例
ZENZA BRONICA EC-TL 作例

OLYMPUS OM-2N

OLYMPUS OM-2N

メルカリを眺めていた時に安くてそこそこ綺麗な外観だったので、インテリアでも良いかとダメ元で購入。案の定不具合がありましたが、僕にしては珍しく使用可能な状態に復活。

軽量コンパクトでお手軽とくれば、とりあえず持ってくのにちょうど良さげですね。残念ながら、試し撮りはまだできていません。

電池を入れっぱなしにしていたら、すぐになくなってしまってビックリ。この感じだと、OM-1のような機械式の方が良いかもしれないですね。

とはいえ、やはりOLYMPUSのデザインは素敵です。

ZENZABRONICA GS-1(売却済)

ZENZABRONICA GS-1

OLYMPUS OM-2Nを購入して以降はフィルムカメラには手を出さず、お金を貯めてGF20-35mmあたりを買いたいなと思っていた2023年。なぜかZENZABRONICA GS-1をお迎えしていました。どうしても6×7判が欲しくなってしまったんですね。

数ある6×7判の中からGS-1を選んだのは、ブロニカへの愛と信頼、価格と性能面、システムの揃えやすさからですね。

メルカリとヤフオクで調達し、かなり早いペースでシステムが充実してきました。

明るいファインダーに使いやすく進化した機能、MAMIYA RB67と比較して明らかに小型軽量と、いいことづくめ。価格高騰によって沈んでいたフィルム熱が再燃するぐらい、とっても良いカメラです!

こちら、907X購入のために売却。カメラに問題があるわけではなく、思想の変化とシステム再編に伴うものなので、辛くはありました。

ZENZABRONICA GS-1 作例
ZENZABRONICA GS-1 作例
ZENZABRONICA GS-1 作例
ZENZABRONICA GS-1 作例

Konica IIIA(故障)

Pearl IIbの記事を書くにあたって、コニカのカメラを調べている際に気になった機種。「国産レンジファインダーの最高峰」、「生きているファインダー」といった言葉で評されたら気になるに決まってますよね。

2023年8月に、岡山の中古カメラ市で出会い、お迎え。現状品でシャッターの開きがイマイチだったものの、油による粘りなら改善できるだろうと購入しましたが…。調べていくと、絞り羽根が脱落していました。外れているだけなら修理できたかもですが、羽根を固定するための小さなリングが取れてしまっており、お手上げに(泣)。

ファインダーや巻き上げレバーは悪くなかっただけに、残念な結果となりました。時間がない中で買い物しちゃダメだって!

Konica IIIM(売却済)

残念な結果となったKonica IIIAですが、そんな簡単に諦められるものではありません。ファインダーと巻き上げレバー(とレンズ)が生きているなら、故障しているシャッターと絞りのユニットを移植すれば良いじゃないかと思い至ります。

そんな時に、以前訪れたハードオフにKonicaの大きなファインダーのカメラが並んでいたことを思い出します。思い立ったら即行動!こっちもまた閉店間際に駆け込みますが、そこにあったのはIIIAではなくIIIM。同じIIIではありますが、この2機種はシャッターが異なります。残念。

諦めようかと思いましたが、ちょっと調べてみるとIIIMもいわゆる「生きているファインダー」が搭載されているとのこと。また、この個体はシャッター、絞りに問題がありません。悩んだ結果、これはこれで良いじゃないかと購入してしまいました。懲りない男です。

シャッター以外の異なる点として、IIIMではセレン光電池による露出計が搭載されました(今回のIIIMはパーツがありませんでしたが)。そのため、セルフタイマーがあったところに出っ張ったメーターがあるんですね。

また、IIIAで採用されたLV(ライトバリュー)方式ではなくなりました。LV方式は絞り環とシャッター速度リングがロックされて一緒に回るので、使いづらいとことがあるので逆に好都合。

さらに、IIIMでは専用のパーツを使うことでハーフカメラにもなります(これもパーツがない)。そのため、ファインダー内にハーフ用の表示が追加されています。

Konica IIIA ファインダー
Konica IIIA
Konica IIIM ファインダー
Konica IIIM

デザインやファインダーはIIIAの方がスッキリしていて好みですが、機能的にはIIIMでも全く問題なし。

小西六の写りは素晴らしかったものの、すぐに手放すことになってしまいました。

Konica IIIM 作例
FUJIFILM 記録用100
Konica IIIM 作例
FUJIFILM 記録用100
Konica IIIM 作例
FUJIFILM 記録用100
Konica IIIM 作例
FUJIFILM 記録用100

BRONICA RF645(売却済)

BRONICA RF645

ブロニカ銘最後のカメラ。ブロニカ好きとしては手に入れねばならないと思っていたカメラですが、いかんせん高級!2023年の防湿庫整理とその他不用品の売却によって、なんとか手に入れることができました。購入したのはヤフオクです。

サイズはGFX50Rとほぼ同等で、中判カメラとしては非常にコンパクトですが、重さはズッシリきます。ファインダーも非常に見やすく、表示される情報も充実しており、さすがの内容ですね。独特なシャッター音も慣れたら可愛いものです。

なんと言ってもビジュアルが最高じゃないですか?もうめっちゃカッコいいんですよ。45mm用の外付けファインダーもイカす!

2000年発売だけあって、レンズもバキバキ。フィルムであることを忘れさせるような精細さではないでしょうか。

めちゃくちゃ気に入っていて、実際よく使っていたカメラではありましたが、こちらも907X購入のために手放しました。またチャンスがあれば手にしたいカメラです。

RF645 作例
RF645 作例
RF645 作例
RF645 作例
RF645 作例
RF645 作例

MINOLTA SRT101 ブラックペイント(売却済)

SRT101(ブラックペイント)

RF645を購入するにあたって機材整理をし、もう35mm判のフィルムカメラは買うまいと誓ったばかりでした。ところが、よく行くカメラ店にて「鷹の目ロッコール」付きで20,000円という破格の値段で売られていたため購入してしまいました。だってレンズだけで普通4〜5万円ほどするんですよ!?買っちゃうでしょ。

というわけで正直レンズ目当てでお迎えしたわけですが、ボディの状態がかなり良い。黒の革ケースも艶があり、大切に使われてきたのが伺えます。残念ながらこの組み合わせでは恐らくレンズの方が原因で絞りの動きが悪いので、買った時のコンビでは使えません。が、家にあったAUTO ROKKOR 58mm F1.4では問題なく稼働するので、この組み合わせで使ってみました。横走りの布幕シャッターがいい音を聴かせてくれます。

こちらも別のカメラの購入資金のために売却。撮ってる手応えに痺れるカメラでした。

SRT101 作例
SRT101 作例
SRT101 作例
SRT101 作例

Canon P(売却済)

Canon P

もう買わないと毎回言っている気がしますが、Instagramで見かけたこのカメラに一目惚れ。レンジファインダー機の中でも随一の端正な見た目と等倍ファインダーに惹かれ、いつも行くカメラ屋さんで購入してしまいました。何気に人生初のCanon機です。

先にも書いた見やすい等倍ファインダーと、1/1000秒が切れる一軸不回転式のシャッター、巻き上げもノブではなくレバーになっているなど、バルナックスタイルからの進化をしっかりと感じられ、非常に快適に撮影ができました。

これが普及機だったというのがすごいですね。Canonの力の一端を垣間見た気がします。

とはいえ結局こちらも売却。ごめんねCanon。

Canon P 作例
Canon P 作例
Canon P 作例
Canon P 作例

Nikon F3 + MD-4

Nikon F3 + MD-4

完全に予定外でしたが、もはや日課ともいえるハードオフ巡りをしていた際に発見し、購入してしまいました。Nikon F3は以前も持っていたのですが、絞り連動リングが故障していて本来の力を発揮できていなかったんですよね。機材整理で手放してしまいましたが、良いカメラだったなと思っていました。

今回購入したのは、連写が可能になるモータードライブと、日付などが写し込めるデータバックがついたもの。シャッターが切れないと書いてあったのですが、見せてもらうと普通に使えたので、思わずお迎えしてしまいました。若干不調な時もあるようですが、全体的にとても綺麗な個体です。

Nikonのレンズはあらかた手放してしまっていたので、まだ残っていた85mm F1.4Dを装着。大きく重いレンズですが、装着しても倒れず自立するのが素晴らしいですね。グリップもしっかりしているので、良いバランスだと思います。のちに標準の50mm F1.4も追加しました。

また、シャッターの音、感触がノーマルのF3と異なり、キレが良くて楽しいです。この組み合わせでこそ本領発揮なのかなと感じました。残念なのが、モータードライブ付きだと巻き上げが不要になるので、極上の感触が楽しめません。ゆっくり楽しみたいときはモータードライブを外せば良いだけですけどね。

あと、明確なデメリットとしてクソ重いことが挙げられます。本体自体の重量もありますが、単三電池を8本使用するので、それも原因。気合いが必要なカメラですね。

こちらも別のカメラ購入のために手放しました。2回目!

Nikon F3 作例
Nikon F3 作例
Nikon F3 作例
Nikon F3 作例

HASSELBLD 503CXi

HASSELBLAD 503CXi

様々なカメラを生贄に捧げて召喚した、中判フィルムカメラの頂点のひとつ。HASSELBLADの503CXiです。

中判フィルムカメラのハッセルといえば、500シリーズですよね。その中でも定番なのは500C/Mという機種ですが、僕はそれより少し新しい503CXiという機種を選びました。その理由は、生まれ年に発売・製造された機種であるということ。機能的には大幅な違いはないので、せっかくならと同い年の機種を探しました。HASSELBLADはシリアルナンバーで製造年がわかるので、こういった選び方ができるのが良いですよね。

最初に購入した際はCF 80mmという標準レンズがセットされていましたが、途中でC 100mmに入れ替えました。こちらは「山岳プラナー」と呼ばれるレンズで、歪曲がほぼなく平面性が高いのが特徴とのこと。描写に関してはそこまで詳しくないですが、レンズ先端がシルバーになっている見た目が好みすぎてこちらを買いました。

たくさん持っていたフィルムカメラも、今はほぼこのカメラのみという状況になったので、しっかり付き合っていきたいと思っています。

503CXi 作例
503CXi 作例
503CXi 作例
503CXi 作例

Nikon F2 フォトミック

こちらもハードオフを巡っている際に出会ってしまった、Nikonのフラッグシップカメラ。以降のF3からは電子式シャッターが搭載されたため、完全機械式カメラとしは最後の機種となります。

機能的には特段変わったところはなく、当然AEも使えないわけですが、さすがフラッグシップという感触があります。持ったときの剛性感や各部の動き、圧倒的に短いシャッターのラグなど、使えばわかる強さみたいなものがたまらないですね。

まだフィルムを撮り切れていませんが、各部のモルトの劣化もあるので、オーバーホールに出してもいいかなと思っています。機械式だと直して使い続けられるというのが良いですよね。

まとめ

というわけで、わたしのカメラ遍歴〜フィルムカメラ編 その2〜でした。

後半で14台ありましたが、いかがでしたでしょうか。こうしてまとめてみると、当時の考えや興味の変遷なども見えて、個人的にはおもしろかったのですが、冷静に考えると恐怖ですね。

トータルで34台手にしたわけですが、HASSELBLADでフィルム、デジタルを統一するにあたってほとんど手放すことになりました。手放すのが寂しいカメラも多々ありましたが、自分の選択を信じてしっかり撮っていきたいと思います。

もしまた増えることがあれば、追記していきますので、また覗きにきてください。

ではまた。

著:赤城耕一
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